ボクは血圧が高くって、5,6年ほど前から定期的に診療所に通っています。通っているといったって、別に診察を受けるわけではなく、ただ持病の高血圧の薬をもらうだけなのですが、納得いかないことがある。血圧を測るだけで1,450円も取られるんです。しかも、所要時間、3分。
ちなみに薬代は別途ですからね。
ここで問題です。
ボクが1,450円を支払ったということは、医療機関にはいくらのお金が入るのでしょう?
ただし、ボクは一般の収入に該当します。チク、チク、チク……。
社労士試験を受ける方であれば、簡単な問題ですね。
1,450円×10/3ですから、4,833円 ですね。
すごい……。たった3分で4,833円てことは、時給96,660円。
ボクね、思わず医師試験の合格率を調べてしまいました。
91.5%
医師国家試験に合格して医師になれば、その後の生活が保障されます。ですから、医学部に入学した人は、だいたい医者になります。
一方、文系の最高峰の資格試験って司法試験ですよね。司法試験は、ご存知の通り難関中の難関です。合格率は22.95%。
だけど、司法試験に合格したって将来の保障はありません。食えない人は食えないです。だから、法学部を出た人が司法試験を受けるとは限らない。いいえ、むしろほとんどの人が受けないと思います。
もちろん他の資格試験と比較すること自体ナンセンスなことはわかっていますが、社労士試験は4.4%。もちろん合格したって、開業する人はそんなにいないし、食えている人もそんなにいないと思います。
診療所からの帰り道、つくづく「医者はいいなあ」って思ってしまいました。ボクなんか、収入が低すぎて、いまだにカミさんに頭が上がりませんから……。
あ、まずい。カミさんのことを考えたら、血圧が上がってきた……。