毎年、嫌っというほど法改正が多いのが社労士試験です。
何度も受験している方に訊くと、
「あれ、これって法改正になったんだっけ?」とか、
「れれれ? これっていつの数字だ?」とか、
とにかく非常に悩ましいことになるそうです。
頭の中って、きれいに整理するのは難しい。まるで散らかしまくったボクの部屋のようにすっきりしません。
だから、法改正部分は、整理して覚えておく必要があります。
昨年の試験関連の法改正には、年金の一元化がありましたからね。
それに不服申し立ての手続関連の法改正や健康保険法の食事療養費標準負担額の法改正などもありました。
そりゃあ、ものすごい法改正の量でしたよね。ボクは、テキストの法改正の部分に付箋を貼ることにしているのですが、それこそページというページが付箋だらけ。
あまりにカラフルで、みなさんに見てもらいたいくらいです。
その点、いまのところ今年の法改正はおとなしめですね。
65歳以上の被保険者の適用範囲の拡大、育児・介護休業法の改正など雇用保険法関連、社会保険の適用拡大など健康保険法・厚生年金保険法関連。
この2つが大きな法改正ではないでしょうか。
例年に比べ法改正の部分が少ないと思われます。
ということは、アタック、チャーンス!
いまのところそんな気がします。
かといって過度に安心することなかれ。
今年の法改正は少ないと言っても、前年の法改正部分、その前の年の法改正部分からの出題も例年非常に多いです。
最近法改正にはどのようなものがあるのか、しっかり把握しておきましょう。