自分が社労士の学習をしていたとき、すごく嫌だったのが法改正。

テキストに書いてあることを色々覚えたのに、突然「法改正によりテキストに書かれている内容が変わりました。ということで、このように直してください」のような紙を渡される。俗にいう「補正表」です。

ボクはこれが嫌いだった。

 

嫌いだった第1の理由は、せっかく覚えたことを、もう一度リセットしなければならなくなるから。

ええええーっ、せっかくおぼえたのにい!

って、頭を抱えたくなったこともあります。

 

嫌いだった2つ目の理由は、テキストがぐちゃぐちゃになって、何が何だかわからなくなるから。例えば、「補正表」が届くと、法改正の内容をテキストの隙間にちょこちょこ書き込むのですが、これが大変。だって、隙間ということは、たいしたスペースもない。そのわずかなスペースに、小さな字で、びっしり書き込むこともざらでした。しまいには、なんて書いてあるのか読めもしない……。

 

法改正なんて勘弁してくれよお!

 

と思ったものです。

 

それはいまでも同じこと。法改正の情報に敏感になってはいるのですが、なかなかこの結果が見えてこない。

ことしも労働基準法の「記録の保存」や「付加金」の部分に改正がありましたが、労働基準監督署に、「あれ、法改正になりましたか?」って3回くらい電話をしました。向こうの人も、なんでそんなに気にしてるんだろうって訝りながらも、「まだです」「まだです」みたいな感じ。

雇用保険法の育児休業給付が雇用継続給付から独立する法改正だって、公共職業安定所に電話をしたのですが、むしろ向こうの担当者に「なんですか、それ?」って言われてしまいました。

ほんと、法改正の情報を誰よりもゲットすることは至難の業です。

 

ということで、今年も法改正が数々ありました。

法改正の部分は、出題されやすいから全部覚えてしまいましょう。