昨年からはじまった択一式の「個数問題」。

 

この種の問題の正解 を導き出すためには、どのような学習法が
効果的なのか、ずーっと考えていました。

 

そして、最終的に私が出した結論。
個数問題に自信を持って対応するためには、
普段から論点をきっちり把握しながら問題をこなしていくことが
重要になると思います。

 

もちろん「通常の択一式問題」や「組合せ問題」を解くにあたっても
論点をしっかり押さえておくことは必要だったと思います。

 

しかし、「個数問題」に対応するためには、
その選択肢の、どの部分が、どのように誤っているのかを、
より明確に理解しておく必要があるのではないでしょうか。

 

例えば、A~Eの選択肢のうちの誤ったもの(あるいは正しいもの)を
一つを選ぶ問題の場合、

 

「多分、答えはAかBなんだよなあ~」

 

なんて、絞り込んだ挙げ句、
「雰囲気的にこっちだな 」って感じで、
なんとなく正解 することがあり得ます。
しかし、「個数問題」の場合、
例えば、選択肢を2つに絞り込めたとしても、
どちらかが正解 、だけでなく、
2つとも誤っている(あるいは正しい)という可能性もあります。
つまり、
「より自信を持って解答できるよううな状態にしておかなければならない」
ということです。
では、自信を持つためにはどうすればいいのか

 

普段から、問題を解くときに、しっかりとその論点について考察し、
その選択肢のどの箇所が、どのように誤っているのか、
正しくはどうなのか、を意識することですす。
ということで、

 

選択肢の誤っていると考える箇所(論点)に線を引き、
その部分の正しい答えを自分なりに明確にしていく。
その後に答え合わせをする。

 

そんな事を繰り返しながら 題集をこなしていくことが、
個数問題対策への道のような気がします。

 

嘉瀬陽介