ボクが社労士の学習をしていた時には、あまり疑問に思わなかったのですが、

高校の同窓会のとき、同級生だった女子が「私はいま保健師をしています」と言ったのを聞いて、ふと思いま出しました。

 

そういえば、社労士試験を学習しているときに「保健師」って出てきたな。

あれ? 看護師ってよく聞くけど保健師ってあまり聞きなれない言葉だな。

看護師と保健師ってどう違うんだろう?

 

労働者災害補償保険法は特定保健指導について次のように規定しています。

 

二次健康診断の結果に基づき、脳血管疾患及び心臓疾患の発生の予防を図るため、面接により行われる医師又は「保健師」による保健指導(二次健康診断ごとに1回に限る)をいう。

 

そこでボクは訊いてみました。

 

「看護師と保健師ってどう違うの?」

 

看護師は、実際に病気になったり、けがを負ったりした患者さんを治療し、回復に向け面倒を看るなどの業務に携わる仕事、つまり、すでに病気やけがをしている人の治癒や社会復帰に向けての手助けをするのが看護師の業務というわけです。

一方、保健師は、病気やけがをする可能性のある人(つまり病気やけがに見舞われていないすべての人を指導することが業務です。つまり、人々が病気やけがをしないために予防の知識やヒント、また実際の予防策などを提供する役割を担っているというわけです。

 

なるほど、看護師は「すでに病気やけがになっている人に対する治療やお世話」、保健師は「まだ病気やけがをしていない人に対する指導」がそれぞれの業務というわけです。

 

社労士の学習をしていた時には、言葉だけ覚えてスルーしていたことが明確になって、すごくすっきりしたことを覚えています。

 

今はインターネットがありますから、すぐに疑問を解消することができます。

みなさんも何か疑問を持ったらすぐに調べてみるといいと思います。