2025年6月14日、第3回の社労士講師講座が行われました。

第3回は「一般常識」

まずは労働法関連の講義を行い、社会保険法関連、白書・統計関連と

話しを進めていきました。

 

受験生にとって一般常識は一番いやな科目ではないでしょうか。

何が出題されるか想像がつかない。

運が左右する。

ごもっともだと思いますが、テスト科目としてある以上、必ず通らなければならないことでもあります。

 

過去10年の労働法関連の出題傾向を見てみましょう。

まずは、出題可能性第1位「労働契約法」。

過去10年で8回出題されています。たった20条しかない法律ですから完璧に覚えておきたいところです。

第2位「労働組合法」

過去10年で7回出題されています。労働組合法もそれほど難しい科目ではないので落としたくないですね。

同率第2位「障害者雇用促進法」

これも過去10年に7回出題されています。

そのほか、今年法改正が多かった「育児介護休業法」は、狙われる可能性が高いのではないでしょうか。また、「パートタイム・有期雇用労働法」も法改正があってから相当の確率で出題されています。

 

次に社会保険法系ですが、

第1位は何と言っても「社会保険労務士法」

社会保険労務士試験なのですから当然ですよね。

つづいて「国民健康保険法」、「高齢者医療確保法」、「介護保険法」、正直言ってすべての科目が出題可能性大です。

特に「児童手当法」は、法改正がありましたから、計算できるようになっておきたいです。

 

最後に白書・統計は、何が出るかわからないところですが、

育児休業関連の数字(男女別の取得率)や非正規雇用関係の数字(全労働者に占める割合)は覚えておきたいところです。

ということで、第3回も引き締まった授業となりました。

受講生の皆様、お疲れさまでした。