10月も終わりになりました。

そろそろ書店に社労士試験のテキストが並び始めていると思います。

もちろん資格の学校に通う予定の方は、

その学校のテキストを信頼して学習を始めてください。

今回は、市販のテキストを買って学習しようという方のために、

どのようなテキストがいいかの指針をお話ししたいと思います。

とはいえ、十人十色ですから、全員が全員に当てはまるわけではありません。

「あくまでも個人の感想です」(笑)

 

テキストは、間違っても薄いもので済まそうとしないようにしてください。

「薄いからこっちの方が覚えられる」というのは間違った考え方。

薄いということは、明らかに書いてあることが足りないということです。

なるべくいろいろと書いてある分厚いもの、あるいは、科目ごとになっているものを買ったほうがいいです。

また、中を見ないで買うのもなしにしてください。

構成や、色遣いなどが、自分に合っているかどうか、

読んでみて、すらすら読めるかどうかを、書店でページをめくって確認してください。

買ってはみたものの、読みにくい、頭に入りにくいでは悲しくなります。

 

次に問題集ですが、これもなるべく問題数の多いものを買ってください。

ガイダンスのときにいつもお話ししているのですが、

択一式の問題集ならば「5択式」ではなく、「〇×式」のほうがいいです。

5択式だと、例えば「誤っている選択肢を答えなさい」という問題で「A」を選んだら、「B」から「E」は問題をやらない、もしかしたら、読みもしないで終わってしまいます。つまり、じっくり1問1問の問題に取り組むには「〇×式」のほうがいいということになります。

また、選択式の問題集は、なるべく問題数の多いポータブルのものがおすすめです。いつもカバンの中にしまっておくことができて、電車の中や、会社の休み時間に、気軽にページを開くことができるものがいいと思います。学習をはじめたら、1分1秒も惜しんで学習しなければならないですからね。

 

ということで、今回は、ボクがおすすめの社労士試験受験用のテキスト・問題集の選び方についてお話しいたしました。ただし、あくまでも個人の感想です。自分にあったものを探してください。