少し前に、「今月で還暦になります」ってブログに書きましたが、

そのあとすぐに年金機構からお知らせが来ました。

中が見えないようになっている袋とじ風のハガキです。

ボクが中身を見て、驚き、ため息をつき、肩を落とし、

リビングにポイって放っておいたら、

 

「ねえ、このはがき見たの? 5月以後の保険料が書いてないけどどういうこと?」

 

え? ああ、そうか……。うちの妻は国民年金が60歳までだってことを知らないのか。

 

「5月で60歳になるから、4月で国民年金の保険料の納付は終わりだよ。ジジイになった証のお知らせさ。それにしても20歳から40年間、あっという間だったなあ」

 

ボクは懇切丁寧に説明しました。

ボク、いえ、社労士の学習をしている人ならだれでも知っている知識ですが、世の中には知らない人もいるんだろうなって、ふと思いました。

 

うちの妻は、「やった! 毎月16,520円が浮くんだあ。老後のために貯金しなくちゃね」

と、純粋に喜んでいましたが、ボクの心中は複雑でした。

まずは自分が60歳になったという事実に驚愕です。

年金機構に、改めて年を取ったことを教えられた気がします。

 

お気づきですか? 今ここに書いたブログには、国民年金のいくつかの具体的な知識が隠れています。

まず国民年金は20歳以上60歳未満の4年間(480カ月)加入するものであること。

480月ということは20歳になった月から60歳になる月の前月までが被保険者期間であること(ボクの場合は5月生まれなので4月まで)

国民年金の保険料は現在16,520円だということ。

 

社労士に限らないと思いますが、学習は具体的なことを考えたほうが頭に入りやすいですよね。

みなさんもいろいろと自分に当てはめて学習を進めてください。

受験生、がんばれー!