今年の初任給、30万円を超える会社もあったとか。

そうなると新卒ではない社員の給与も上げる必要が出てきます。

初任給が30万円で、2年目の社員が28万円、

なんてわけにはいきませんからね。

当然と言えば当然です。

今年の賃金上昇率は結構なものかもしれません。

 

というのも、物価がものすごいことになってますし、

賃金を上げないといい社員が集まらない。

人材の奪い合いと言ったところでしょうか。

 

海外の給与の上昇に比べ、日本は賃金がずっと上がってこなかった。

ボクが初めてオーストラリアに行ったのは40年前です。

そのころ日本で180円したマクドナルドのハンバーガーが、オーストラリアでは100円もしませんでした。オレンジジュースが60円。

それが5年前に言ったら、ハンバーガーが800円くらいになっていました。

つまり、物価が上がったと同時に、賃金も上がったのでしょう。

それだけ日本の国際競争力が弱まったってことですね。

 

これも40年くらい前ですが、いまは別会社に合併されてしまったある大企業の話。

ボクの前に座っていた女子社員が、

「10円しか昇給してない!」

って怒りとも、情けなさとも取れない声を発しました。

「10円?」

ボクは耳を疑いました。

たった10円上げるなら、上げないほうがまだましじゃないですか?

小学生のお小遣いでも、もっと上がるんじゃないですか。

なんか人をおちょくっているような額です。

ボクはたいして上がってないとはいえ、6000円くらい上がっていたので、

いまなら男女雇用機会均等法に触れるんじゃないですかね。

おそらくこんな感覚だから別の会社に吸収される羽目になったんでしょうけどね。

 

まあ、日本の賃金は、長い年月、こうして抑えられてきたのだと思います。