そろそろ模擬試験を受けた方もいることと思います。

模擬試験を受けることは非常に意義のあることです。

ぜひ活用してください。

まだ受けていないという方は、インターネットで探して受けてみてください。

 

模擬試験がなぜ重要か。

 

まず第1に、試験慣れすることができるということが挙げられます。

社労士試験当日は、たくさんの見知らぬ人たちが集まった教室で、異常なまでの緊張感のなかで試験を受けることになります。このような雰囲気に慣れておくためにも、模擬試験は重要です。

 

次に、模擬試験を受けることで、その年の出題傾向がどのようなものかを知ることができます。

例えば、ボクが受けた年の白書には「年金の世代間扶養」という言葉が頻出していたのですが、模擬試験を受けることで、その言葉を覚えることができ、本試験でも実際に出題されました。

 

また、今までの学習のチェックをすることができるということが挙げられます。

模擬試験を受けて、「良かった、悪かった」で終わらせるのではなく、合格するために今後どのように学習していくのか(良かったら、今のペースを保つ、あるいは、問題中心に切り替えるとか、悪かったら、学習スタイルを変えるとか、学習時間を増やすとか)を検討することができます。もしかしたら合格のためには、これが最も重要なことかもしれません。

 

最後に、模擬試験を受けることで、今の自分の立ち位置を知ることができます。

つまり、自分がいま合格できる位置にいるのか、否かを知ることができますし、「年金が弱い」とか、「一般常識をどうにかしなければ」とか、自分の弱点分野を知ることもできます。

 

いずれにせよ、模擬試験を受けて放置するのでは受ける意味がありません。

その結果を見て、今後どのようにしていくのか、模擬試験はその指針を示してくれる最強のツールです。

 

みなさまのご検討をお祈り申し上げます。