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「無理のない計画」というと、なんだか某消費者金融の広告のようですが、社労士試験を受験する覚悟を決めたみなさんは、そろそろご自分の学習スタイルを決めたころだと思います。
資格の学校に行くことにした方、通信教育を受けることにした方、市販のテキストを使って学習することにした方……、方法はそれぞれだと思います。しかし、どの方法を取ろうと、結局はご自分がどれだけ真剣に取り組んだか、どれだけ時間をかけることができたか、どれだけのことを覚えることができたか、にかかっています。

 

まずは「いつ」「どこで」「どのように」学習するのかを考えてみてください。そのうえで、ご自分で決めた学習ペースを維持する努力をしてください。

 

いまから8月まで、どのようなプランで学習しますか?
いつごろまでにどの程度のことを学習しますか?
模擬テストはどのタイミングで受験しますか?
(自宅受験の方も資格の学校の模擬試験は受けたほうがいいです。今のご自分の立ち位置がわかりますし、今のやり方で間違っていないかどうかの指針にもなります)
テキストに問題集をどのように絡めて学習しますか?

 

マラソンの選手は、「前半は他のランナーと並走し、後半の上り坂でペースを上げて相手を突き放す」のようにペース配分を考えて42.195キロを走り切るそうです。
マラソンは他人との駆け引き、受験は自分との駆け引きという違いはありますが、社労士の受験もマラソンと同じではないでしょうか。

 

初めからハイペースだと途中で息切れしてしまいますし、ずっとローペースのままだと、結局ゴールにたどり着くことはできません。ちょうどいいペース配分を探り当てるのは、難しいかもしれませんが、とにかくご自分なりのペースをつかんでゴールしてほしいと思います。

 

4カ月という期間は、長いようで短いです。
油断をしていたら、あっという間に受験日になってしまいます。
ご自分の生活に合わせた、決して無理のない、それでいて絶対にゴールが可能なペース配分の計画を立ててみてください。