昨日は体育の日。
町の運動会に参加して筋肉痛だあ、なんて
方も多いのではないでしょうか。
ボクは毎日水泳 、週に2回ほど野球(ソ
フトボール) をやっているのですが、そ
れでも年に数回肉離れを起こします。
その回数も年を取るにつれて多くなって
くる。いやですね……。

というわけで、今日は社労士の知識って
意外と便利だよって話をしたいと思います。

先日、ソフトボールの試合の帰りにスナッ
クに行って飲んでました。 そのときふと
年金の話になったんですね。
同席した友人の奥様が一昨年亡くなられた
のですが、ふと年金の手続きをしたのかど
うか気になったんです。
ボクもお通夜には参列したのですが、まさか
その席で「年金どうなの?」なて聞けない
ですからね。
2年くらい経ってほとぼりが冷めた先日、
訊いてみました。

「奥さんいつ亡くなったんでしたっけ?」
「一昨年の10月」
「年金に入ってました?」
「国民年金だけ」
「手続しました?」
「え? 出るの?」
「死亡一時金が出ますよ。死亡一時金の時
効は2年だから早く手続しないと貰えなくな
っちゃいますよ」
ほどなく、その方は死亡一時金の手続きを
したそうです。時効まで数日、ぎりぎりセ
ーフだったようです。

あ、でも、そのとき一緒にスナックにいた
もう一人の友人なんですけど、年金の話に
なって、
「おれさあ、来月から年金が入るんだよね」
って言い出したんです。
「特別支給の老齢厚生年金」です。
「その年金が出たら孫に三輪車を買ってあ
げようって思ってるんだ」
とっても嬉しそうに……。
思わず、ボク、計算しちゃったんです。
で、結果ーー
「全額支給停止です。一銭も出ませんよ」
そう言うと、
「うそつけーっ! 年金事務所から通知が
来て○○円くれるって書いてあったぞ 」
「だから、支給停止」
「あははは……。わかった、振り込まれた
ら教えてやるよ」

そして後日通知が着たそうです。
「年金支給額○○円 支給停止額○○円」
「てめえ、もらえなかったじゃねえか 」

その方はボクのことをすごく怒ったけど
(もちろん冗談でですが……)
悪いのはボクではなく、そんな制度を
作った国なので、あしからず。

http://www.medalist-club.jp/seminar/sem_sharoushi.html