弁護士なんかよく言いますよね。
- ●さんは「人権派弁護士」とか、××さんは「離婚訴訟に強い」とか。
弁護士は守備範囲が広いですから、確かに「何から何までやります」っていうのは難しい気がします。
少なからず社労士も同じです。
会社の手続きに重きを置いている人、助成金に重きを置いている人、資格の学校の講師に重きを置いている人、相談業務に重きを置いている人……。人それぞれです。
弁護士ほどではありませんが、やはり社労士も守備範囲が広いですから、得手不得手、好き嫌いが業務内容に表れてきますし、自然と自分の得意分野の業務が集まってきます。
ボクはあまり手続きが好きではありません。
行政機関に行って、「書類の記載に不備がある」とか、「添付書類が足りない」とか言われると、いらーっとするタイプだからです。「こんな書類の記載が本当に必要なのか」、「こんな添付書類で何をしたいのか」って文句を言いたくなってしまうからです。
だから、他の社労士の方に比べて手続き関係の仕事は少ないように思います。
一方、ボクは人と話をしたり、文章を書いたりすることが好きです。
ですから、講師の仕事やネット記事などを書く仕事がほかの社労士に比べて多いと思います。
社労士試験に合格し、社労士事務所を開業した自分を想像してみてください。
ご自分の得意分野は何でしょう?
好きなことは何でしょう?
その分野を伸ばして仕事ができればいいですね。
そんな話、社労士試験に合格してからだ!
って言われそうですが、おっしゃる通り!
だけど、そんな想像が絶対に社労士試験に合格してみせるっていう原動力になりませんか?
ボクは自分が受験するとき、社労士事務所を開業している自分の姿を想像し、鼻息を荒くし、奮起していた気がします。