11solilquy

 

 

十人十色っていう四字熟語がありますが、その通りだと思います。子どもの頃から、いろいろな個性を持った人間を見てきました。確かに十人がいたら、十人それぞれの個性です。同じ個性を持った人はいません。

だから、社会ってうまくいくのだと思います。

ある会社に、同じような人ばかり集まっていたらどうでしょう。社長が「こんどこんな製品を作ろうと思う」と言うと、「賛成」「賛成」「賛成」

みんな同じ考えですからね、別の意見の出る余地がない。

健全な会社なら、

「ここはこうしたほうがいいのではないでしょうか」とか、

「この部分に無理があるのでは」とか、

「それで採算は取れるのでしょうか」とか、いろいろ意見が出るはずです。

 

社労士も同じですね。

 

十人の社労士がいたら、十人それぞれが個性を持っています。

慎重な人。

大雑把な人。

書くことが好きな人。

話すことが好きな人。

人付き合いが好きな人。

人付き合いが苦手な人。

これらすべてが個性であり、どれも否定すべきものではないと思います。社労士試験に合格し、社労士になった暁には、自分の個性に合わせた、自分の個性を生かした仕事をしてほしいと思います。

 

ただし、社労士には、ひとつだけ超えてはならないことがあります。

それは法律を守ること、ではないでしょうか。

社会保険労務士法を見ればわかりますが、社労士には懲戒規定があります。そして、処分の内容は、次の通りです。(試験にも出ますよ)

 

①戒告

②1年以内の業務の停止

③失格処分

 

ということで、法律を守りつつ、自分の個性を生かして仕事に勤しみましょう!