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毎年言っているんですが、社労士試験の選択式問題で勝ち残るためには、数字を完璧にしておかなければなりません。社労士試験の選択式問題で、数字の占めるウエイトは、それだけ大きいということです。数字をはっきり、くっきり覚えていなかったせいで、足切り点を下回ってしまった。そんな方をいっぱい知っています。

 

「選択式も、択一式も、合計点はクリアしていたのに、あの科目の数字のせいで……」

 

と、涙を飲んだ受験生は星の数ほどいます。

 

 

平成25年から平成27年までのデータを見てみると、数字占有率は次のようになっています。(数字占有率とは、「数字に関連する答えの点数/40点」とします)

 

平成27年 42.5%

平成26年 57.5%

平成25年 57.5%

 

そして、平成28年度試験の数字占有率は、次のとおりです。

 

労働基準法及び労働安全衛生法 1点/5点

労働者災害補償保険法 3点/5点

雇用保険法 0点/5点

労務管理その他の労働に関する一般常識 3点/5点

社会保険に関する一般常識 3点/5点

健康保険法 3点/5点

厚生年金保険法 0点/5点

国民年金法 3点/5点

 

合計 16点/40点  数字占有率:40.0%

 

つまり、全空欄の40%が数字を埋めるものだったということです。

 

ただし、ここで大事なのは、上記を見てもわかるように、全8科目のうち、「労働者災害補償保険法」、「労務管理その他労働に関する一般常識」、「社会保険に関する一般常識」、「健康保険法」、「国民年金法」の5科目については、3つが数字を埋める空欄だったということです。言い換えれば、8科目中5科目が、数字で足切りになる可能性があったということになり、社労士試験を突破するにあたって、数字がいかに重要になるかがわかります。

 

特に健康保険の高額療養費。

 

「まあ、覚えなくてもいいや」

 

って、思っていた人はいませんでしたか?

 

社労士試験の、特に数字については、覚えなくてもいいものはありません。

 

来年度の試験を受験される予定の方は、しっかり数字をマスターしてください。

 

 

 

 

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